【製造現場の魅力をご紹介】営業部で㈱椿本チエイン/京田辺工場(京都)、㈱椿本カスタムチエン(大阪)へ工場見学に行きました。
◆㈱椿本チエイン◆
大阪市に本社を置く機械メーカーで、各種動力伝動装置および同付属品の製造販売している企業様です。創業1917年、資本金170億、売上高2791億、従業員8768名で、国内工場は、京田辺・埼玉・長岡京・兵庫・岡山・福井美浜などにあります。
※ツバキ国内の見学可能工場の紹介はこちらから ⇒ ◆ツバキ工場見学の御案内◆
㈱椿本チエイン/京田辺工場では、東京ドーム5個分の広大な敷地で、ドライブチェーン、小形コンベヤチェーン、大形コンベヤチェーン、プラスチックチェーンなどを生産しております。

(京都府京田辺市甘南備台1丁目1番地3)



≪見学内容≫
【チェーン工場】
① RS80組立ライン ドライブチェーン 完全無人化 (RP仕様のリベットタイプのみ)
工程:中組→外組→検査(ゲージ)→カシメ→計量→全長測定→塗油→巻き取り
定尺以外の指定リンク数にも対応しています。 検査は、抜き取りになります。
② RS120HT 破断試験 (機械を完全密封して、内部カメラにて破損の瞬間を体験)
最小引っ張り強さを計測 (今回の規定値は、167Kn) → 実際の破断は、180kn超えた後でした。
他社メーカーだと、平均引っ張り強さとして、カタログに記載されています。比較しているレンジが異なるので注意が必要です。
破損の状況から、分解なのか、破断なのかを見極めます。今回のデモでは分解となりました。 他には、摩耗試験、疲労試験というのも御座います。

③ 小形コンベヤチェーン 組立ライン
人手による作業で、アタッチの種類、編成内容などを確認します。ハンマーで圧入する作業もあります。
定盤の上には見本サンプルチェーンが置いてあり、それを見ながらの全長測定を行います。 近くには、溶接エリアがあり、ロボット溶接を行っておりました。
ほとんどは溶接プログラムがインプットされている為、オペレーターが治具のセットと溶接ロボットのオペレーションを行います。
バイピッチのアタッチ部の溶接作業を見学できました。溶接後のスパッタ除去は手作業にて確認しながら何度も修正しており職人技を見る事ができました。
⇓⇓ここからは、お昼の時間に差しかかった為、歩きながらのコース見学となりました。⇓⇓
④ 超大形コンベヤチェーン 手溶接を行っていました。
⑤ 中大形コンベヤチェーン 完全自動化、手作業、どちらかにするのが難しい工程
⑥ リーフチェーン 組立ライン (フォークリフト用) 重量検査、画像検査などがあり。
【部品工場】
⑦ 部品成形ライン (ブッシュ) → 冷間鍛造 → 最後に穴開け
旧仕様は、巻きブッシュでしたが、油持ちを良くする為、現在の仕様に変更済み。
⑧ プレス (ロール状/板材)から切り出して、プレスして成型
⑨ 熱処理 バッチ炉、連続炉 (ワークに適した、熱処理を施している)
バッチ炉‥‥金属のカゴの中にワークを投入。カゴごと熱処理して焼きムラを無くす。
連続炉‥‥高温→急冷→低温 (強度を出す)

◆工場見学ラインの紹介◆
◆㈱椿本カスタムチエン◆
所在地:大阪府大東市御領2-3-1 資本金:1億2500万円 従業員:245名 事業内容:各種チェーンの製造
製造品目:RS25~RS60、RF2040~RF2060、RS08B~RS12B、サイドローラーチェーン、トップローラーチェーン、ステンレスチェーン、ラムダチェーン、倍速チェーンなど。




≪見学内容≫
【部品工場A・部品工場B】
丸物部品‥‥ブッシュ、ローラー、ピン NC旋盤加工
ステンレスチェーン‥‥研磨、溶接
センタレス研磨‥‥自動研磨機
金型レスでプレートの曲げ‥‥試作品など。量産品は、金型
プレス(曲げ加工)・A1アタッチ・穴開けなどの量産は、自動機
多品種少ロット品は、数量・形状に応じて、半自動機
刻印、巻き加工
熱処理は、24時間運転。(浸炭焼入)
バリ取り、磨き、表面処理
検査室にて、硬度計での測定・破断テストなどの試験を実施。

【組立工場】
フリーフローチェーン、トップローラーチェーン、サイドローラーチェーン、倍速チェーン
手組みの工程箇所には、写真付きの作業指示書が掲示してあり、しっかりと対策されていました。
自動組立機、半自動機、手組みのそれぞれがある現場。
鉄、SUSの異物混入対策で、磁性チェックも行います。
作業効率化で、パーツフィーダーを3台使用
①ピン供給 ②ブッシュ供給 ③ローラー供給 各1個ずつ切り出し、自動組立
ねじれチェック → 調整(手作業にて、工具を用いて、ねじれを除去していく) → 塗油 → 梱包ヤード

㈱椿本カスタムチエン様の最終組立工程では、『次工程は、お客様』のモットーを現場の全社員さんへ意識させて、品質管理を徹底しておりました。
見学終了後には、お土産としてキャップも頂きました。

今回の工場見学は、椿本グループの『五感で感じる』をテーマにした、製品を見て 触って体験できる貴重な機会となりました。おもてなしの精神がすばらしかったです。
その中でも、内製率の高さと、部品加工から品質管理まで、最新設備を活用し、厳しい検査体制を敷いているのが印象的でした。
会社として品質管理への追及に対して並々ならぬものを感じることができ、弊社としても、自信を持ってツバキ製品を推せる。と改めて確信しました。
伊藤伝動工業では、お客様が安心してモノづくりに取り組めるよう、御要望に沿った工場見学や勉強会を各メーカーと一丸となり、実施しております。
皆様の良きパートナーとなれるよう、努めてまいりますので、今後ともご支援の程、宜しく御願い致します。
◆ツバキ製品の御紹介◆